初のブランドブック「中川政七商店のものづくり ものざね」刊行
中川政七商店のものづくりの裏側を初披露

1716年創業の奈良の老舗 中川政七商店は、同社初の自社出版となる書籍「中川政七商店のものづくり ものざね」を2019年11月1日(金)より、全国の直営店、オンラインショップおよび蔦屋書店の一部店舗にて発売する。

同社ではこれまで、ものづくりについて積極的に語ることはなかったという。しかし、知ることで選ばれ、選ばれることによって残っていくのであれば、伝えていくことにも意味があるのではないかと考え、書籍化の企画がスタート。

中川政七商店のものづくりを初めて紐解いたブランドブックとして、「もの」の核となる「物実=ものざね」に焦点を当て、デザイナーの制作背景や産地のつくり手との対話、ルーツの分解など、さまざまな視点で明らかにする。100年後の日本に工芸を残していく、その糸口を手繰りよせるように、読者とともに思考していくことを目指した一冊だ。

▲「工芸の特装版」(左から)信楽焼/漆塗りの和紙(朱)/手織り麻(藍納戸)/手織り麻(中紫)/手織り麻(苅安)/手織り麻(深紅)

 

また、同書の発売にあわせ、陶器や漆などでつくられた「工芸の特装版」を、11月1日(金)にオープンする日本最大旗艦店「中川政七商店 渋谷店」にて数量限定販売する。同書に登場する「あられほぞ組」の技術を生かした組み箱をはじめ、陶器、漆、手織り麻が施された、本がぴったり収まるスリーブ型で、職人の手で一点一点仕上げられた特装版となっている。End

「中川政七商店のものづくり ものざね」

発売日
2019年11月1日(金)
※中川政七商店オンラインショップにて10月11日(金)より予約開始
価格
2,500円(税抜)
体 裁
B5変形判/132ページ
販売店舗
全国の「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」ブランド直営店/中川政七商店オンラインショップ/「蔦屋書店」一部店舗
※在庫状況は各店へ問い合わせください

特装版「中川政七商店のものづくり ものざね」

組み箱
信楽焼/漆和紙(全2色)/手織り麻(全7色)
価格
5,000円~(税抜)
販売店舗
11月1日より「中川政七商店 渋谷店」にて数量限定販売
詳細
https://www.nakagawa-masashichi.jp/staffblog/blog/b280/