NEWS | インテリア
2019.10.04 14:57
東京日本橋・浜町のHAMACHO HOTELに1室だけある「TOKYO CRAFT ROOM」は、変化を続ける特別な客室だ。
このたび、スウェーデンを代表するデザインスタジオ「Claesson Koivisto Rune(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ、CKR)」と、広島県熊野町に工房を構える高橋雄二主宰の「さしものかぐたかはし」が、この客室のために3つの家具を作製した。
このプロジェクトへの参加が決まったのち、CKRファウンダーの一人、Ola Rune(ウーラ・ルーネ)は、部屋のサイズ感や必要な物を把握するためにTOKYO CRAFT ROOMに宿泊。その時インプットしたものをベースに、指物と洋家具づくりの両方の技を持つ「さしものかぐたかはし」の技術や作品を見て、CKRがテーブル、ベンチ、スツールの制作を提案したという。
「いつ作られたのかではなく、どのように作られたか。作品の年代ではなく、その職人の技術に重きを置くという姿勢が素晴らしい」と語るルーネ。完成したアイテムはこの客室に設置され、宿泊者は利用することができる。