アーティゾン美術館が2020年1月18日(土)に開館
開館記念展はカンディンスキーやマネなどを紹介

▲ヴァシリー・カンディンスキー《自らが輝く》1924年 油彩・カンヴァス 69.5×59.5cm(新収蔵作品)

東京・京橋の公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館は、2015年5月から建て替えのため長期休館していたが、2020年1月18日(土)に開館すると発表した。

2019年9月末現在、石橋財団コレクションの総数は約2,800点、芸術家肖像写真コレクション約1,200点を誇る。前身のブリヂストン美術館の代名詞であった印象派や日本近代洋画をより充実させつつ、抽象を中心とした20 世紀美術、現代美術、日本の近世美術、そして芸術家たちの肖像写真など、コレクションの地平を広げているという。

開館記念展となる「見えてくる光景 コレクションの現在地」は、2020年1月18日(土)から3月31日(火)までの開催で、全展示室を使って、コレクションの中から初公開作品約30点を含む約200点を選りすぐり、2部構成で紹介。

第1部「アートをひろげる」では、マネ、セザンヌ、ルノワール、カンディンスキーからジャクソン・ポロック、草間彌生まで、近代から現代に至る東西の名品を一つの地平に並べ、時間、空間を超えた美術の風景を一望する。

また、第2部「アートをさぐる」では、マティスやピカソ、クレー、藤田嗣治や安井曾太郎、さらには《洛中洛外図屏風》やジャコメッティ、カサット、ピエール・スーラージュなど、7つのテーマからアートを掘り下げ、その歴史の奥底へと誘ってくれる。End

開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」

会期
2020年1月18日(土)~3月31日(火)
開館時間
10:00~18:00 入館は閉館の30分前まで
※毎週金曜日は20:00まで/ただし3月20日を除く
休館日
月曜日(祝日にあたる2月24日は開館)、2月25日(火)
会場
石橋財団アーティゾン美術館
詳細
https://www.artizon.museum/collection-museum/exhibition/detail#