「Microsoft Flight Simulator」の新作が2020年に登場
衛星データや航空写真を使い地球全体をリアルに再現

マイクロソフトは、フライトシュミレーター「Microsoft Flight Simulator」の最新作を2020年に発売すると発表した。同社の家庭用ゲーム機 Xbox OneおよびWindows 10でプレイが楽しめる。

衛星データやBingの航空写真、Microsoft Azureを駆使して地球全体をリアルに再現。今回開発された機械学習アルゴリズムにより、世界中のデータにもとづいて、森や地形などさまざまな要素を忠実に表現している。

目視による飛行も可能なほど、忠実な世界が目の前に現れる。もちろん、プレイヤーがよく知る道や川、富士山や万里の長城に沿って飛ぶこともできるし、自分の家さえ見つけられるかもしれないそうだ。

また、地上のことだけがリアルなのではなく、山、谷、丘に沿って動く雲の様子や、厚くて濃い霧、あるいは微粒子や汚染物質、地上にかかる雲の影にいたるまで、大気の状態をシミュレートしてくれ、太陽の位置や湿度の状況に合わせて虹も登場する。

飛行機の外観やコックピット内部も4Kで表現。計器類もちゃんと作動するようで、空の旅を楽しみたい人だけでなく、航空機の内部をよく知りたい人も満足できる内容になるだろう。End