NEWS | 建築
2019.10.03 14:14
東京と長野県上田市、デンマーク・コペンハーゲンに拠点を置くハルタ(haluta)は、長野県北安曇郡白馬村に同社初となる複合宿泊施設「haluta hakuba(ハルタ ハクバ)」を2019年12月22日(日)に開業させる予定と発表した。
同ホテルのコンセプトは「本来の自分に還る場所」。昔ながらのスキー客用民宿を改修した2フロアで、客室8室は2階に設け、1階のランドリースペースを利用できるほか、4泊以上の長期滞在者向けの連泊プランも用意。
1階には、ミネラルをミストで補給しながら自己免疫力を高めることのできる温浴施設「Toji-ba haluta」、オーガニックのアメニティグッズや食品・飲料を扱う「ビオキオスク」、シェアキッチン、ワークラウンジとミーティングルーム、ヨガやチネイザンなどのリトリートプランを提供する予定だ。
館内は、halutaのサステナブル住宅「haluta house」と同じ仕組みを採用し、予防医療の観点から健康に過ごせる空気環境を設計。ロックウール断熱材と熱交換器、除湿型放射冷暖房設備PSパネルにより、冬でも室内では軽装のまま、エアコンを使わずに年中快適に過ごせるとしている。
客室名は白馬村の大地と人間の身体に宿る生命、そしてデンマークが感じられるように、「葉」や「根」などを意味するデンマーク語で命名。すべての部屋には、halutaが取り扱う北欧ヴィンテージ家具や雑貨を設置する。
10月1日より宿泊予約受付を同社へのメール・電話にて開始しており、12月22日宿泊分よりホテル客室、カンファレンスプランともに予約できるそうだ。