NEWS | アート
2019.10.01 15:29
チームラボは、長崎県大村市に開館する図書館「ミライon」内の大村市歴史資料館に、インタラクティブな体験で天正遣欧少年使節について学べる作品「南蛮屏風図 天正遣欧少年使節」を常設展示する。オープンは2019年10月5日(土)。
この作品は、南蛮貿易がはじまった安土桃山時代頃の長崎港における、日本人とポルトガル人などとの交易の様子を描いたもの。
スマートフォンやタブレットを使って、少年使節団(伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルティノ)のうちの1人を選び、和服、南蛮服、修道服といった当時の服装を選択。作品に向かって投げ込むと、選んだ少年に命が吹き込まれて作品世界に登場。少年使節団が4人揃うと、ヨーロッパ訪問や布教のための活動の様子が描かれるという。
そのほかにも、当時の多様な人種や職種の人々、織田信長や豊臣秀吉、千利休、さらにはガリレオ・ガリレイまで、歴史に残る数々の人物も登場。人々をタッチすると、反応してセリフも喋り、作品世界も実際の長崎の季節とともに日々変わっていくそうだ。
空間演出「南蛮屏風図 天正遣欧少年使節」
- 期間
- 2019年10月5日(土)より常設展示・無料
10:00~18:00(ただし、10月5日は12:00から)
※休館日:月曜日、月末、年末年始 - 会場
- 大村市歴史資料館(ミライon内)
- 詳細
- https://miraionlibrary.jp/