誠文堂新光社「流れがわかる! デンマーク家具のデザイン史」刊行
なぜデンマークから数々の名作椅子が生まれたのか?

誠文堂新光社は、2019年10月3日(木)に、「流れがわかる! デンマーク家具のデザイン史」を刊行する。著者は多田羅景太で、A5変判で272ページ、価格は2,700円(税別)。

同書は、デンマーク家具のデザインについて、前史、クリントが礎を築いた萌芽期(1910~30年代)、黄金期(40~60年代)、衰退期(70~90年代中頃)、再評価期(90年代中頃以降)を経て、現代に至るまでの変遷をわかりやすく紹介した一冊だ。

特に、デンマークに留学経験のある著者が、現在活躍中のデンマークのデザイナーへのインタビューを踏まえて、デンマーク家具デザインの最新情報を紹介しているのも本書の特徴の一つ。

コーア・クリント、ハンス J. ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、フィン・ユールなど、なぜ、デンマークから数々の名作椅子が生まれたのか。写真、図(デザイナーの相関図など)、年表などを多用しているので、楽しく知識を深めることができそうだ。End