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2019.09.20 14:52
WHOによると、世界には2億5千万人以上の視覚障害者が生活しており、5000万人が白杖を使用しているそうだ。
私たちにもなじみ深いこの白杖だが、使用されるようになって以来、ほとんど改良が加えられていない。視覚障害者は、足もとの障害物は避けられても、胸より上にある障害物を検知することは不可能だ。
こうした問題を解決しようと開発されたのが、革新的なスマート白杖「WeWALK」だ。たとえば、胸より上にある障害物は、持ち手部分に搭載された超音波センサーが検知してくれ、振動で危険を知らせてくれる。
そして、専用のスマホアプリと連動させることで、ナビゲーション機能がWeWALKに加わり、一方の手でスマホを操作することなく目的地までの道順を教えてくれる。さらに、タッチパッドもついているので、持ち手を触ってスマホを操作することも可能。
また、音声アシスタントやGoogleマップとも連動しており、ソフトウェアのアップデートを行うことで、乗り換えアプリやライドシェアアプリなど、WeWALKに新しい機能をインストールすることもできるそうだ。