NEWS | 展覧会 / 工芸
2019.09.09 16:14
佐賀県立九州陶磁文化館は、東京2020オリンピック・パラリンピックの公式エンブレム「組市松紋」などを手がける美術家・野老朝雄をゲストアーティストとして迎え、特別企画 [有田×野老] 展を2019年9月20日(金)から11月24日(日)まで開催する。
「つなげる」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動を続ける野老朝雄。大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターンデザインや大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品、そして東京 2020 オリンピック・パラリンピックのエンブレムの「組市松紋」など、表現活動の場を広げている。
同展では、野老が魅了される「青」の色彩を主題に、九州陶磁文化館のこれまでの研究活動も掛け合わせた伝統と革新の融合による独自の切り口で、新たな有田焼の可能性を模索。
また、日本を代表する展示プロデューサー 洪恒夫が展示企画を手がけており、[有田×野老]、[野老×九陶]、[インスタレーション・有田焼瑠璃百段階豆皿]という3つのゾーンで構成される。
期間中にはトークショーなどの関連イベントも開催。野老による未来につなぐ有田焼の「青」の世界が楽しめるだろう。
[有田×野老] 展
- 会期
- 2019年9月20日(金)~11月24日(日) 9:00~17:00
月曜休館 月曜が祝日の場合開館、翌日休み - 会場
- 佐賀県立九州陶磁文化館
- 詳細
- https://saga-museum.jp/ceramic/exhibition/limited/2019/07/003105.html