NEWS | 建築
2019.09.03 15:32
建築設計事務所 スノヘッタ(Snøhetta)などが参画する「Powerhouse」は、再生可能エネルギーを作り出して活用していく「プラスエネルギー」の建築プロジェクトで、ノルウェーで建設が進められている。
60年間にわたり、日々の管理だけでなく、建物の建設、資材の生産、取り壊しにいたるまで、こうした活動に必要なエネルギーを上回る再生可能エネルギーを自ら生成する建築である。
これまで、「Powerhouse Kjørbo」や「Powerhouse Drøbak Montessori school」が完成、現在「Powerhouse Telemark」や「Powerhouse Brattørkaia」が建設中だ。
なかでも、トロンヘイムで手がけているオフィスビル「Powerhouse Brattørkaia」は、ノルウェーでも最大のプラスエネルギー建築。そのために環境条件にもとづいて設計、環境を第一に考えた新しいタイプの建築になるという。
暖房は最低限に抑え、優れた換気機能を持つ、よく断熱された、光と新鮮な空気があふれる働きやすい建築だそうで、トロンヘイムのフィヨルドや沖に浮かぶムンク島のすばらしい眺めもオフィススペースから楽しめるそうだ。