NEWS | プロダクト
2019.09.03 15:46
近鉄(近畿日本鉄道)では、「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとして、車内の居住性をこれまでよりも大幅に向上させた新型名阪特急「ひのとり」を、2020年3月14日(土)より運行を開始すると発表した。主に大阪難波~近鉄名古屋間での運行を予定している。
外観デザインは、先進的でスピード感ある車体フォルムに、深い艶感のあるメタリックレッドを採用。ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージから、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」と命名した。
車両は、両先頭車両の「プレミアム車両」と中間車両の「レギュラー車両」で構成。日本で初めて全席にバックシェルを設置しており、後部座席の乗客に気兼ねすることなくリクライニングが可能。「プレミアム車両」では、ハイデッカー構造による高いアイポイントから、前面・側面の大型ガラスに広がる眺望が楽しめる。
さらに、多目的な用途で利用できるベンチスぺースや、コーヒーサーバーなどを設置したカフェスポットも用意。
また、ロゴマークは利用者に親しみを持ってもらい、近鉄の新たなシンボル特急として大きく飛翔していくことを期待して作成したそうだ。