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2019.09.02 17:06
ドイツ・ミュンヘンのEVスタートアップ Sono Motorsは、同社が手がけるソーラーEV「Sion」のインテリアのイメージを公開した。
搭載した太陽光発電装置で自動充電してくれるのが特徴だが、専用の「goSono」アプリを使うことで、プライベートカーシェアリングやライドシェアリング、エネルギーシェアリングなど幅広い用途に対して、シンプルかつ簡単に対応できるという。
最近では操作する機器の数も増え続けているが、同車では機能性や直感的な操作、使いやすさ、コネクティビティなどを考えて、運転席に必要なものを集約。
中央には10インチのインフォテインメント・ディスプレイを据え、goSonoアプリと合わせてあらゆるサービスを直接コントロール。消費データや車両情報はメインディスプレイで確認し、メインとなる車両の機能も管理できる。また、太陽電池のデータは、ステアリング付近に搭載された7インチディスプレイで制御する。
また、運転席には「breSono」なるものを設置。空気中の汚染粒子を除去して、車内の空気をきれいにしてくれる「天然のフィルター」なのだそうだ。
2020年後半には生産を開始する予定で、26万台を製造する見通し。価格は25,500ユーロ(約300万円)。国際市場などに向けて、Sionのプラットフォームをベースにした新車両も計画中だ。