「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか」開催
近未来の都市や環境問題、人間のあり方を考える展覧会

▲ビャルケ・インゲルス&ヤコブ・ランゲ
《球体》
2018年
撮影:Michael Filippoff

東京・六本木の森美術館では、2019年11月19日(火)から2020年3月29日(日)まで、「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか」が開催される。

テクノロジーの発達は、私たちの生活のさまざまな側面に大きな影響を与えようとしている。近い将来、人間は多くの判断を AIに任せるようになり、AI が人類の知能を超え、私たちの社会や生活に急激な変化をもたらす「シンギュラリティ」が到来すると言われている。

そこで同展は、「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成し、100点を超えるプロジェクトや作品を紹介。

▲ビャルケ・インゲルス・グループ
《オーシャニクス・シティ》
2019年

▲エイミー・カール
《インターナル・コレクション》
2016-2017年

▲ディムート・シュトレーベ
《シュガーベイブ》
2014年-

AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、そして社会や人間のあり方を観客と一緒に考えるための展覧会である。

ちなみに、同展のタイトルも、森美術館とIBMが開発したAI「IBM Watson」との協働により決定。AIが生成した15,000を超える候補から選ばれたそうだ。End

未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか

会期
2019年11月19日(火)~ 2020年3月29日(日) 会期中無休
開館時間
10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※11月19日(火)、12月31日(火)、2月11日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)
会場
森美術館
詳細
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/index.html