NEWS | 建築 / 見本市・展示会
2019.09.02 16:53
2020年に開催されるドバイ国際博覧会のシンガポール館のデザイン案が公開された。設計を担当するのは、同国を拠点とする建築設計事務所 WOHA。
今回のテーマは「自然、育み、未来(Nature, Nurture, Future)」。ハイペースで変化し、多様で予測不可能になっている世界に合わせて、同国も弾力的に変わっていくことが求められている。同館は、都市=国家という小さな島国の物理的な限界を乗り越え、高度に住みやすく持続可能な都市を目指すというシンガポールの理想を体現している。
そこでのねらいは、より強固な関係が自然と人工的な環境のあいだで築けるように、来場者にその役割を考えさせること。そうすることで、未来の可能性に向けて、土地と人々が継続して育まれるのだ。
来場者は、この庭園で創造的で体験的な発見の旅をたどりながら、シンガポールが都市へと発展する様子を体感し、理解するのである。
同館では、さまざまなプログラムや活動を通じて、シンガポールのデザインや可能性、ビジネスを紹介し、その創意工夫や創造性を披露することにしている。