hakuhodo.movieが「動画生活者®統合調査2019」を実施
「テレビもネットも層」は消費意欲が高い傾向を示す

▲Photo by JD X on Unsplash

博報堂など博報堂DYグループ4社横断で構成される、動画を使ったマーケティング効果の最大化を目指すプロジェクト「hakuhodo.movie(ハクホウドウ・ドット・ムービー)」は、動画の視聴デバイスが多様化していることを受けて、「動画生活者®統合調査2019」を発表した。

この調査では「テレビ視聴」と「ネット視聴」という2つの視聴行動に着目。まず、ネットでの動画視聴は、ピークタイムが「21~23時」で1日に1時間~1時間半がボリュームゾーン。一方、テレビ視聴は、ピークタイムが「19~21時」で1日あたり「2時間半~3時間」。また、「23時~翌5時」はネット視聴とテレビ視聴が拮抗している。

そして、テレビ視聴に費やす時間が異なるグループでは、ネット視聴の実態に大きな差が出た。たとえば、「テレビ視聴メイン層」(テレビ視聴3時間/日以上、ネット視聴1時間/日未満)は、女性30~60代が多く、ネット視聴のメインジャンルは音楽、趣味・教養。

「ネット視聴メイン層」(テレビ視聴3時間/日未満、ネット視聴1時間/日以上)は男性10~30代が多く、ネット視聴のジャンルは音楽、映画、アニメ、趣味・教養、ドラマ、お笑い、ゲームなど幅広い。

「テレビもネットも層」(テレビ視聴3時間/日以上、ネット視聴1時間/日以上)は、性別・年齢についてまんべんなく分布。ネット視聴のジャンルは幅広く、特に音楽、ドラマ、お笑い、映画のスコアが高いそうだ。

さらに、「ネット視聴メイン層」と「テレビもネットも層」は、ネット動画視聴後に「コメントを書いた」や「動画内の商品について調べた」など消費行動が6割超で、消費行動に対してもアクティブになっているそうだ。End