NEWS | 建築
2019.08.28 14:58
ワコールは、2019年10月1日(火)に京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 西陣別邸(おんどころ にしじんべってい)」を京都・西陣エリアにオープンする。
ワコールが展開する宿泊施設「京の温所」の5軒目となるもので、ミナペルホネンのデザイナー 皆川明と建築家の中村好文がディレクションを担当。
市内中心部から少し離れた西陣エリアにある築約95年の優雅な佇まいの邸宅で、元々は西陣織を生業とする商家が顧客をおもてなしするために建てた京町家。その町家を現代生活に寄り添ってリノベーションした。
1階にはワインセラーを備えた使い勝手のよいキッチンと、町家の構造を活かした吹き抜けの広々としたダイニングがあり、京の食材を選び、料理し、食べるという贅沢な体験をして欲しいという思いを込めたという。
宿のあちこちには皆川がセレクトしたアートピースを設置。「京の温所」での暮らしに豊かな彩りを添えている。
そのほか、中庭を臨むヒノキ風呂と光が降り注ぐシャワールームを設け、ブックディレクター 幅允孝がセレクトした約60冊の書籍が並ぶカフェスペースとライブラリールームも用意している。