NEWS | プロダクト
2019.08.28 13:37
スイス・ジュネーブの時計ブランド「MB&F」は、これまで「Horological Machine(HM)」と呼ばれる、近未来的で斬新なデザインのシリーズを手がけてきた。
「HM7 Aquapod」ともいうHorological Machine No.7は、クラゲにも似たデザインで、内部は高性能の機械式時計。中央には60秒で1回転するフライングトゥールビヨンを搭載、同心円を描いた垂直ムーブメントの上に配置することで、池の波紋のように中心から放射状に広がる構造となっている。
さらに、HM7はクラゲのように暗闇で発光。時と分の数字、ムーブメントの内側の周囲、触手のような巻き上げローターに沿って光る。
カラーはプラチナレッド、チタングリーン、チタンブルー、レッドゴールドの4色展開で、それぞれ限定数での発売。
この時計は、創業者 マクシミリアン・ブッサー(Maximilian Busser)が、家族と過ごしたビーチでの休暇の際にクラゲと出会った思い出から着想を得たという。この出会いはささいなことだったが、触手のある立体的な時計を作るという、彼の脳裏に刻まれたアイデアの種は決してささいなものではなかったようだ。