竹中大工道具館 開館35周年記念巡回展
「木組-分解してみました-」開催

▲腰掛け鎌継ぎ

兵庫県神戸市にある日本で唯一の大工道具の博物館「竹中大工道具館」は、2019年10月12日(土)から12月15日(日)まで、開館35周年記念巡回展「木組-分解してみました-」を開催する。

日本の文化は古くから木とともにあり、人々は木をいろいろな形で暮らしに取り入れ、それにともない木を組む技を様々に工夫してきた。

同展では、この「木組」に焦点をあて、まず伝統木造建築を支えてきた木組の技術やその歴史をたどりながら、建築様式や架構形式の展開、継手仕口の種類や工夫、それに並行する道具の進化について紹介。

▲錦帯橋1/2.5模型

▲木組パズル129本組み

▲組子細工

▲木組パズル市松組

工芸、家具、什器など指物の木組と建築の木組との比較や、海外の木組と日本の木組との比較を通じて、それぞれの木組に込められた知恵と技をわかりやすく解説する。

また、関連イベントとして、子どもも参加できるワークショップや、セミナー・講演会も開催を予定。イベントによってはウェブサイトまたは往復ハガキで申込が必要なものもあるので、HPにて確認してほしい。End

竹中大工道具館 開館35周年記念巡回展
「木組-分解してみました-」

会期
2019年10月12日(土)~12月15日(日)
開館時間
9:30~16:30(入場は16:00まで)
月曜日休館(祝日の場合は翌日)
会場
竹中大工道具館 1Fホール
詳細
https://www.dougukan.jp/special_exhibition/kigumi