大幸薬品は、突然の下痢に水なしでも飲める「ピシャット下痢止めOD錠」のパッケージを全面リニューアルし、2019年9月2日（月）より全国のドラッグストア、薬局、薬店、インターネット通販などで販売を開始すると発表した。

同製品のデザインは、佐藤オオキが率いるデザインオフィス nendoによるもの。今回のリニューアルでは、黄色と黒の警戒色を用いることで、突然の下痢という緊急事態に使用する事を連想させるとともに、視認性を高めた。

さらに、パッケージ表面には「ピシャット下痢止めOD錠」の主成分を化学式で表記。ケミカルな印象を強調することで、生薬「木（もく）クレオソート」を主成分とする同社の主力製品「正露丸」シリーズとのすみ分けを図っている。

大幸薬品は、同社製品のマーケティングおよびブランディングに関する包括的パートナー契約をnendoと2018年3月締結。今回は、2018年9月の「クレベリン」パッケージリニューアルに続くものとなった。