ドバイ万博のラトビア館のデザイン案が決定
「音」を通じてラトビアの自然や文化を体験

バルト三国のひとつとして知られるラトビアでは、2020年に開催されるドバイ国際博覧会ラトビア館のデザイン案が決定した。

デザインコンペで勝利をおさめたのは、首都リガに拠点を置く建築スタジオ Mailitis Architects。「SMART, SOUNDING FOREST」というテーマで、より人間的な未来を構築することを目指して心をひとつにするための建築になるそうだ。

来場者は、絵画のように美しいラトビアの自然や文化、技術の世界に誘われつつ、音と体験を通じて建築と「対話」をするという。

パビリオンはひとつの楽器のごとく、AIを駆使したラトビアの音とアイデンティティが広がる風景になるだろう。たとえば来場者が音を鳴らすと、すぐに森が反応してくれる。こうした森と人間のインタラクションは、専用アプリを使えば、スマートフォンでも同じ体験ができるそうだ。

会場内の通路は、ラトビアの自然、文化、技術、インフラ、イノベーションについてのストーリーをたどることができ、森の床から木の上まで、リアルな現実、拡張現実、仮想現実といったさまざまな形で楽しむことができる。End