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2019.08.20 16:30
靴に入れるだけで体全体のコンディションを整える、そんなインソールが登場した。スポーツテックカンパニーのTENTIALが手がける「TENTIAL ZERO」だ。
従来のインソールは、土踏まずの盛り上がりを固定し、足の内側部アーチをサポートすることで、機能性の向上を図ってきた。しかし、このサポートでは内側部を押さえつけてしまい、運動性を制限してしまうことにもなるという。また、安定性をつかさどる外側部アーチのサポートも不十分なのだそうだ。
「TENTIAL ZERO」では、立方骨を中心に足の骨格を整える「BMZ cuboid balance」理論を搭載。内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチの3つを連動してバランスよく機能させることにより、運動性(歩行時の推進力、運動時の俊敏性)に加え、安定性(直立姿勢で身体のバランスをとる)も同時に実現する。
現在、日本人女性の3人に1人、男性は2人に1人が「浮き指」だそうで、指の付け根とかかとの2箇所のみで体を支えているという。そのため、自然と重心が後ろにかかりやすくなり、上半身はそのバランスをとろうと前傾姿勢になるそうだ。
一方、健康な足は指先と指の付け根とかかとの3箇所で体を支えている。同製品は、立方骨を支え足指を使えるようにすることで、浮き指改善を促進してくれる。