Googleがハードウェアのサステナビリティに関するコミットメントを発表
22年以降は全製品をリサイクル素材の使用を目指す

▲Photo by Kevin Bhagat on Unsplash

今日では、スマホ、タブレット、PC、スマートスピーカーなしで1日を過ごすことができなくなったが、Googleでも、Google PixelやGoogle Home Minisなどの一般向けのハードウェアを顧客の手に届けるまでに多くの材料が必要で、古いデバイスの廃棄にはかなりの無駄が出てしまっているという。

そこで同社は、ハードウェアとサービスのサステナビリティに関するコミットメントを発表した。顧客が期待する製品を作る上で、開発プロセスなどの初めからサステナビリティを組み込もうとするものだ。

まず、2020年までに顧客への出荷はすべてカーボンニュートラルにする。そして、2022年以降はGoogle製の製品のすべてにリサイクル素材を使用し、可能な限りリサイクルしたコンテンツを活用。さらに、人間のことを第一に考え、テクノロジーへのアクセスをしやすくするテクノロジーを考案するそうだ。

また、同社では、2018年に製品環境レポートの発行を開始。製品が何で作られ、どのように製造され、どのように出荷されるかを誰でも把握することができる。

とはいえ、この新しいハードウェアのサステナビリティに関するコミットメントについては、まだまだ具体的ではない部分が多いようだ。こうしたコミットメントを反映した製品の登場することを期待しよう。End