業界の壁を越えた、日本最大級のデザインカンファレンス「Designship」が、2019年11月23日（土）・11月24日（日）の2日間、東京国際フォーラムにて開催される。

デジタル・グラフィック・プロダクトにおける「デザイン」の知識や経験は、それぞれの業界を超えて共有できるものが多いにも関わらず、デザインコミュニティは業界内で閉じている傾向にあるという。

このDesignshipは、そんな分断されたデザイナーたちが壁を越えて一堂に会し、学び、鼓舞し合うような機会を提供、国⺠の創造性の向上に寄与することを目的としたカンファレンスだ。

2018年には中西元男、田川欣哉、長谷川敦士、阿部雅世、横関亮太、Tomo Oginoの6名のキーノートスピーカーと、16名のメインスピーカーが登壇。

2019年のキーノートスピーカーには原研哉などの登壇がすでに決定しているが、メインスピーカーは一般公募となっている。セッション概要を応募し、採択された者は登壇・講演が可能。

講演時間は15〜20分程度。採択基準は、スピーカーならではの物語や唯一無二の体験を語る「独自性」、一般に広く知られている情報ではなく専門性を披露する「専門性」、発表を聞いた視聴者が何かを発見して持ち帰る要素を含むという「発見性」の3点だ。

応募期限は2019年9月15日（日）までで、公式サイトより応募ができる。各業界でデザイナーとして培ってきた比類なき知識と経験を、他業種・他業界に解き放つことが求められている。