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2019.08.02 15:08
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップと、デジタルファブリケーション、人工知能技術を用いたソリューションの共同開発等を行うピクシーダストテクノロジーズは、資本業務の提携について合意したと発表した。
ピクシーダストテクノロジーズは、筑波大学准教授の落合陽一によって2017年に設立されたベンチャー企業で、大学発・先端テクノロジーを、駅や車両を始めとしたJR東日本グループの現場に実装することを目指す。
また同社は、「人類と計算機の共生ソフトウェア基盤を構築する」を理念に、独自の波動制御技術「HAGEN 波源」から生じる要素技術や応用技術の適用による、現場の課題解決に向けた研究開発や、アカデミアで産まれた知を社会実装、つまり、少子・高齢化による労働人口の減少や障がい者の暮らしをより豊かにするといったリアルな社会課題を、コンピュータテクノロジーで解決していく好循環を体現している。
今回の連携によって、その技術をJR東日本グループの現場に実装することで、鉄道会社ならではの新しい価値観を生み出していくことが期待される。