イタリアのスタートアップ Studio Mandatoが公開したターンテーブル「Audiomeccanica」は、音楽とレースカーに対する情熱を注ぎ込んだプロトタイピングだ。

この2つは異なるジャンルのものだが、デザインとしてはエンジンをイメージしたターンテーブルを目指したという。

自動車のエンジンで使われる本物のバルブを使用しており、ターンテーブルの回転を担う中心装置とした。

トーンアームは一点支持（ユニピボット）方式で磁気システムにより水平を保ち、デッキを二重にすることで振動を抑え、モーターがスムーズな回転を実現するそうだ。

プロトタイピングなので発売などについては未定だが、生産に向けての活動は行っているようだ。機械のもつ美しさを追求したレコードプレイヤーの登場を期待しよう。