東京2020オリンピックメダルデザインが公開
原石を磨くようなイメージで光や輝きをデザイン

▲東京2020オリンピック金メダル・おもて面

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020オリンピック開会式の1年前となる2019年7月24日(水)、東京2020オリンピックメダル、メダルリボンおよびメダルケースのデザインを発表した。

▲東京2020オリンピック金メダル・うら面

本デザイン案は全国の学生やプロのデザイナーら400人以上が応募。その中から川西純市氏の作品が選ばれた。

アスリートには栄光の部分だけでなく、勝利に至るまでの日々の努力が必ずある。氏はこうした部分に注目。原石を磨くようなイメージで、光や輝きをデザインのテーマとした。

▲東京2020オリンピック銀メダル

▲東京2020オリンピック銅メダル

完成したメダルは無数の光を集めて反射させており、この光はアスリートや周りで支えている人たちのエネルギーを象徴しているという。

▲東京2020オリンピックメダルリボン

▲東京2020オリンピックメダルケース
製造/デザイン:株式会社山上木工/吉田真也(SHINYA YOSHIDA DESIGN)

公開されたコンセプトムービーでは、「アスリートのエネルギー」だけでなく、「多様性と調和」や「光の環」といった要素も強調。

スポーツで競い合い、頑張っている人が称えられる世界になってほしいという思いを込めており、多様性を示すさまざまな輝きをもたらすデザイン。また、この輝きは、世界中の人々が手をつないでいる様子もイメージしているそうだ。End