次世代のデザインツール「STUDIO」を提供するSTUDIOは、この度プレシリーズAラウンドにおいて約1.3億円の資金調達を実施したと発表した。

STUDIOは、作成したデザインをそのまま実際のWebサイトとして公開することを可能にした、まったく新しいデザインツール。コーディングの知識を一切必要としないので、従来コーディングとは無縁だったグラフィックデザイナーなどにもその魅力が感じられるという。

2018年4月に正式版をリリースし、約５万人のユーザーを獲得。ユーザーの海外比率は40%を超え、グローバルに愛されるサービスとなった。

現在は機能を持たない静的Webサイトのみの作成が可能だが、2019年内にはブログ機能やアニメーション機能などをリリースし、作成できるWebサイトの幅を拡大させる見通しだ。

今回は日本デザインセンターやTHE GUILD、PARTYなど、デザイン業界を代表するようなトップデザイナーがこのラウンド出資者として名を連ねた。この資金をもとに、さらなるプロダクトの強化、マーケットシェアの拡大を図るため、組織体制を強化していきたいとしている。