ANSA通信による「世界の必見デザインミュージアム10」に
21_21 DESIGN SIGHTが選出

▲Photo:Masaya Yoshimura

1945年に設立されたイタリアを代表する通信社「ANSA通信」は、旅と芸術、美をテーマとした特集記事において、「日常生活のためのプロダクトやインテリアに焦点を当てる世界の数多くのデザインミュージアム」として、21_21 DESIGN SIGHTを紹介している。

同館は、ミラノのトリエンナーレ・デザインミュージアム、ロンドンのデザインミュージアム、ドイツのヴァイル・アム・ラインにあるヴィトラ・デザインミュージアムなどと並び、「歴史的建造物もしくは著名建築家の手による壮観な建築空間に居を構える、世界的なデザインミュージアム10館」のひとつとして選ばれた。

ANSA通信は、「日本の東京・六本木には、デザインおよびその潮流を読み解くことのできる、大変興味深い21_21 DESIGN SIGHTがある。2007年にデザイナーの三宅一生によって創立されたこのデザイン施設は、建築家 安藤忠雄設計のスチールとガラスによる未来的な建築が緑地庭園の一角に居を構え、卓越した充実のプログラムを誇っている」と評価。

さらに、「この施設の設立理念は、単なる展示紹介の場を超えて、我々の日常生活を豊かにするデザインの可能性を探求する場を創出し、我々をとりまく世界やものごとに対する様々な視点や見方を提供しながら、人々のデザインへの関心を高めることである」としている。End