トヨタ自動車が東京2020オリンピック・パラリンピックを
サポートするさまざまなロボットを公開

トヨタ自動車は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のワールドワイドパートナーとして、来場者の「移動したい」という想いを支えるべく、さまざまな場所で活躍するロボットを提供すると発表した。

同社は、大会組織委員会が政府・東京都・大会パートナー、およびロボット有識者と共に取り組んでいる「東京2020ロボットプロジェクト」に参画している。

▲東京2020マスコットロボット「ミライトワ」

まず、東京2020マスコットロボット「ミライトワ/ソメイティ」は、頭部に搭載したカメラで近づく人を認識すると、目の表情と動作を連動させ様々な感情を表現。大会関連施設などで選手や観客を歓迎するほか、子供たちがマスコットロボットを通じて、新たな形で大会を楽しめる企画を検討中だという。

▲ヒューマノイドロボット「T-HR3」

▲遠隔地間コミュニケーションサポートロボット「T-TR1」

ヒューマノイドロボット「T-HR3」は、マスコットロボットをコントローラとして操作し、動きや力を相互に伝達。映像や音声に加えて、アスリートたちとのハイタッチや会話などを通じ、まるで目の前で交流しているかのような臨場感あふれる体験を実現するそうだ。

▲生活支援ロボット「HSR/DSR」

▲フィールド競技サポートロボット「FSR」

また、遠隔地間コミュニケーションサポートロボット「T-TR1」は、米Toyota Research Instituteで開発されている、カメラとディスプレイを搭載した移動型ロボット。遠隔地にいる観客をディスプレイ上に表示し、遠隔地にいながらあたかもその場にいるような没入感のある体験を提供するとしている。End