パナソニック・ライフソリューションズ社は、空を望む天窓を人工的に再現する空間演出システム「天窓照明」を開発、2019年7月16日（火）より数量・期間限定でパナソニックLSエンジニアリングにて、工事を含めて受注を開始している。

シこのステムは、天井裏に埋め込むための本体と、バックヤードに設置するメディアプレーヤーなどの映像再生機で構成。本体は、アクリル製の拡散板とLED光源を内蔵、発光部の開口サイズは640×640 mmとなっている。

複数台設置して映像を連動させることも可能で、実際の窓のような奥行き感や雲の立体感、窓から入る外光のような明るさ感を感じることができるそうだ。また、「空」のほか「水面」「竹林」「サメ」「川」などオプションの映像コンテンツ（別売）も用意している。

主に、外光が入らない閉鎖的な空間で、人が集まるパブリック空間を中心に開発された同システムは、天井に設置した天窓のような形状の本体に、青空と形を変えながら流れる雲など動きのある空の様子が表現できる。窓が無い空間に明るさだけでなく、開放感・活気・リラックス感を提供し、空間の質を向上させるという。

今後、限定50台を首都圏と関西地区を中心に1年間限定で受注対応（納品は2年間限定）。販売先でのニーズなどをさらに調査し、同製品の価値を検証、今後の開発に活かすとしている。