NEWS | アート
2019.07.19 11:18
東京・池袋に2019年7月19日(金)、12スクリーンの大型シネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」がオープンする。
同館では、未来基準のエンタテインメントを提供するために、ビジュアルデザインスタジオWOWが、同館の4階エントランスロビーのシャンデリア「Light Sculpture」と、12階の巨大LEDディスプレイ「Motion Ceiling」の演出を担当している。
「Light Sculpture」は、「現代的な解釈と技術を加えた新しいアート」となる、同館のアイコン的なシャンデリア。ステンレスの鏡面仕上げで作られた直径2.7mの球体の表面を47つにボロノイ分割し、4方向から映像を当てることで、中央部に仕込まれたスクリーンに映し出された映像が複雑に反射を繰り返す仕組みだ。
シャンデリアのデザイン・意匠設計は、トラフ建築事務所が担当。巨大な光の万華鏡を思わせるシャンデリアがグランドシネマサンシャインのエントランス空間を華やかに演出する。
また、「Motion Ceiling」は、横幅約31m、高さ約10mの巨大な天井を覆うアートモーショングラフィックス作品。美しい天井画をイメージした、軽快なタイルアクションが特徴の「GEOMETRY」、大空に巨大な布が美しくなびく様子を描いた「REFLECTION」、無数のパーティクルに包まれた都市を煌びやかに表現する「LIGHT」などが楽しめる。
天井全体を覆うLEDディスプレイは、カフェやラウンジで寛ぐ人々だけでなく、周辺の通りから見上げて鑑賞する人々も眺めることができるそうだ。