最先端の立体音響システムなどを新たな楽器として駆使するサウンドアーティスト evala。自身のサウンドプロジェクト「See by Your Ears（耳で視る）」を2016年から始動しており、「インビジブル・シネマ」をテーマに、世界に類をみない音楽家による＜音だけの映画＞を製作。立体音響システムを駆使して、＜暗闇の中で映画を視る＞という新たな体験に観客を誘うと共に、従来のシアターをアップデートする先端事例を提示する。

そしてこの度、2020年1月のインビジブル・シネマ「Sea, See, She―まだ見ぬ君へ」ワールドプレミアに先駆け、ライブパフォーマンスを2019年8月4日（日）にスパイラルホールで開催する。

最近では、7月19日（金）開業のシネコン・グランドシネマサンシャイン池袋において、国内最大のスクリーンを備えた 「IMAXレーザー®/GTテクノロジー」シアター向けたショートフィルム「TRANSPHERE」（監督・関根光才）の音楽・音響を担当。

また8月29日（木）から9月1日（日）までスパイラルホールにおいて、振付家 MIKIKOによるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」の新作パフォーマンス「Nu.」でも公演全編の作曲を手がけるなど、これまでevalaが挑んできた実験的なサウンド表現の集大成的作品が披露される。

evalaの作り出す豊穣な音の世界に耳をすませるとき、 それぞれの中で無数の物語が視えてくる。ビジュアル偏重を極める現代社会に一石を投じる、革命的な体験となるだろう。