NEWS | アート / テクノロジー
2019.07.10 12:45
京都大学と凸版印刷は、アートと最先端テクノロジーを組み合わせてイノベーティブな社会的価値創造を目指す「凸版印刷アートイノベーション産学共同講座」を開始した。2019年5月に京都大学大学院総合生存学館に設置、3年間の共同研究を進めている。
同講座では、京都大学大学院総合生存学館特定教授・土佐尚子の日本の美・文化を切り口とした「Invisible Beauty:先端技術で見える自然の美」をテーマにしたメディアアートと、凸版印刷が持つ先端的表現技術を組み合わせ、アートの社会実装に取り組む。
主な研究内容は、アートコンテンツの研究ならびにアート技術の開発、アート思考による人材開発だ。
具体的には、アナログな物理世界の色彩や形状を、先端技術で捉えてデジタル表現するアート表現から新しい価値の創造に挑む。また、そのアート表現を用いて様々な社会実装を行い、新しい工業意匠向け商材から都市開発まで産業応用を目指すとしている。