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2019.07.09 11:31
人工知能を用いた特許審査シミュレーションシステム「IP Samurai®」を開発・販売するAI Samurai(エーアイサムライ)は、AI搭載型の類似特許文献評価システム「AI Samurai®」正規版を2019年8月1日(木)に販売を開始すると発表した。
大阪大学発のベンチャー企業である同社が開発した「AI Samurai®」は、発明内容(新しいアイデア等)をテキストボックスに入力するだけで、AI(人工知能)が特許分類付与・先行技術調査・無効資料調査・クリアランス調査を行うもの。
「AI Samurai®」は発明の内容を理解し、特許分類の推定、類似特許の検索・分析処理を実行し、最終的に類似度を出力し、独自にランク付けすることで、従来は研究者や企業の知財部・開発部が数週間要していた調査を数分間で完遂することができるという。
今回は、ユーザーインターフェースをさらに使い勝手の良いデザインに一新。プロトタイプ版で提供していた、日米特許公報データベースの先行技術調査、無効資料調査、クリアランス調査に加えて、「ラーニングサーチ機能」(学習再検索機能)、「知財戦略MAP」(IPランドスケープ)、「発明者日記」(調査履歴一覧)という、ユーザーの知的財産創出を一層の活性化を図る3つの機能を搭載しているそうだ。