クリエイターのキャリアを支援する「Adobe Creative Residency」
中田拓馬氏と福田愛子氏が日本人として初選出

アドビは、このほどグローバルで実施しているクリエイターのキャリア支援プログラム「Adobe Creative Residency」で、日本人で初の2名のクリエイターを選出したと発表した。

アドビは、個々のクリエイターのクリエイティブ活動とキャリア支援を目的に「Adobe Creative Residency」プログラムを実施しており、2019年で5年目を迎える。才能豊かなクリエイターを1年間にわたり、個人の制作プロジェクトに注力できるようサポートするプログラムだ。

今回選ばれたのは、インタラクション/エクスペリエンシャルデザイナーの中田拓馬氏とイラストレーターの福田愛子氏。

中田氏は、インタラクティブなインスタレーションや映像演出や展示の制作に取り組んでいる。アドビのツールを使って新しいエクスペリエンスを生み出せることを示し、異なるフィールドやジャンルのアーティストとコラボレーションすることで作品に磨きをかけている。

福田氏は、アナログとデジタルのイラストを拡張現実(AR)で融合したポップアップブックを制作。将来は本を出版し、彼女の美意識に共鳴するラグジュアリブランドやイノベーティブな企業と仕事をしたいと考えている。

同プログラムにおける1年間の活動によるアウトプットはもちろん、彼らの今後にも期待したい。End