NEWS | インテリア
2019.07.04 15:10
イタリア・ベネベントにあるSwing Design Galleryでは、ローマのデザイナー Giovanni Botticelliのコレクション「HABITAT」が公開されている。
HABITATは2017年にスタートしたプロジェクトで、アイウェアの製造技術や素材をインテリアデザインに応用するという研究から生まれた。同氏が熟知する素材のアセチルセルロースを採用し、コンセプト、デザイン、すっきりとした形を組み合わせている。
特に接着や曲げ技術に焦点を当て、圧縮アセトンでアセテートスラブをつなげて、2つ以上の色彩を組み合わせた。熱曲げは、アイウェアのフロント部分の湾曲によく使用される技術だそうだ。
カラーは、黄褐色、透明なモノクロ、オパールカラーなどを使い、はっきりとしたコントラストに仕上げた。壁掛け型の本棚、テーブル、ボックスなどで、私たちの思い出が詰まった建築をイメージして作られた家具なのだ。