モリサワ開催「タイプデザインコンペティション 2019」結果発表
世界53の国や地域から813点の応募作品

モリサワは、新たな表現力とチャレンジ精神に溢れたタイプフェイスデザインの追求を目指して開催した「タイプデザインコンペティション 2019」の審査結果を発表した。

今回のコンペには、世界53の国や地域から、初回の2012年以来最高となる813点(和文部門258点、欧文部門555点)の作品が寄せられた。

審査の結果、和文部門、欧文部門とも、独創性や審美性と追及した作品に贈られる「モリサワ賞」として、金賞、銀賞、銅賞各1点ずつと佳作各3点の入賞作品を選出。

モリサワ賞和文部門は北川一成、鳥海修、西塚涼子、廣村正影、モリサワ賞欧文部門はイリヤ・ルーデラマン、インドラ・クッファーシュミット、サイラス・ハイスミス、ラウラ・ミセゲルの計8名が審査にあたり、特別審査員はマシュー・カーターが務めた。

▲モリサワ賞 和文部門<⾦賞> 峰⽉楷書 ヨコカク【⽇本】

▲モリサワ賞 欧文部門<⾦賞>
   Areon Light / Italic Light / Regular / Italic Regular / Extrabold / Italic Extrabold
   ノエル・リー(Noheul Lee)【韓国】

また、「ファン投票」では、Web投票で得票1位・2位の作品が決定した。

入賞作品と審査員の講評をまとめた作品集は2019年秋に刊行の予定だ。End