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2019.06.28 13:56
スウェーデン・ストックホルムのフィンテック企業 Doconomyが、世界で初めてとなるCO2排出量のことを考えたクレジットカード「DO Black」を開発した。
マスターカード向けのクレジットカードで、最大の特徴はユーザーの利用可能額ではなく、購入した商品のCO2排出量を基準にカードの利用状況が変わるということ。一定の排出量を超えれば、カードが利用できなくなる機能がついているのだ。
この排出量はBank of Ålandが提供する「Åland Index(オーランド指数)」をもとに算出され、DOアプリで知ることができる。
さらに、提携店舗でこのカードを利用すると返金を受けられるそうで、国連が認定するプロジェクトや持続可能な取り組みを行うファンドにこの返金を充てることで、購入で発生するCO2排出量を埋め合わせすることも可能。
また、DO Blackカードは、生物由来の材料でできており、大気汚染物質をリサイクルしてできた「Air Ink」でプリントされているそうだ。