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2019.06.25 14:06
カメラメーカー ハッセルブラッド(Hasselblad)は、世界初のミラーレス中判デジタルカメラ「X1D-50c」を進化させた「X1D II 50C」を発表した。同品はもっとも軽量なデジタル中判カメラ「X1D-50c」の特長を引き継ぎつつ、エレクトロニクスは大幅に改良。
高解像度の3.6インチ236万ピクセルのタッチディスプレイは、現在のデジタル中判カメラとしては最大の液晶ディスプレイとなる。高解像度369万ピクセルと高倍率0.87倍の有機EL電子ビューファインダー(EVF)を搭載、より大きなファインダー像が得られ、背面ディスプレイの解像度も前モデルから156%向上して、美しい再生画像で確認できる。
さらにライブビューは、より速いフレームレートと、短いシャッタータイムラグ、フレーム間のブラックアウト時間の短縮、連写速度の向上を実現、さらに起動時間が前モデルからほぼ半分に短縮。
また、外出先でのワークフローの可能性を広げる新しい編集ツール「Phocus Mobile 2」と、最高の光学設計を追求し、繊細な細部描写と美しいボケ味を実現するXシステム初のズームレンズ「XCD 3,5-4,5 / 35-75ズームレンズ」も登場。
くわえて、モジュラー性とコンパクトさを備えながら新たな撮影体験を提供する「CFV II 50Cデジタルバック」と「907Xカメラボディ」の開発も発表されている。両製品を組み合わせることで、Vシステムレンズから最新のXCDレンズまで、さまざまなハッセルブラッドのレンズの使用が可能となり、まったく新しいシステムができあがるそうだ。