米コムキャストがハンディキャップの人向けに
アイトラッキングを用いたテレビの操作システムを発表

アメリカでケーブルテレビ事業を展開するコムキャスト(Comcast)は、身体にハンディキャップのある人向けに、アイトラッキングを用いてテレビを操作するシステムを発表した。

同社が提供するケーブルテレビサービス「Xfinity X1」において、身体に障害を抱えていて操作が難しい人々が画面上にあるアイコンを目で追うことで、チャンネルの切り替え、録画の設定、番組の検索を行うことができるというもの。

この「X1 eye control」は無料で利用できるもので、既存のアイトラッキングハードウェアおよびソフトウェア、息操作ソフトウェア「Sip-and-Puff」スイッチ、その他のアシスタント技術とシームレスに連動した、同社の「Webページリモートコントロール」を使用。

上記の操作のほか、「X1 Sports」アプリをオンにすると、進行中のスポーツの試合と並行してリアルタイムで得点やデータを画面に表示できたり、字幕システムであるクローズドキャプション、動画の解説、音声ガイダンスをそうさできる「X1’s Accessibility menu」も使えるそうだ。End