デザイナー Martin Hajekのプロトタイピング
名車 シトロエン「2CV」を自動運転EVに

ヨーロッパでもっとも象徴的な車のひとつであるシトロエンの「2CV」は、1949年に登場してちょうど70周年を迎えた。そこでデザイナー Martin Hajekは、2CVを再想像・再設計して、3Dで再構築した自動運転EVのプロトタイピングを公開した。

丸みを帯びて長いボンネットはそのまま、車内は2人乗りのようで、ソファーはクラシックな革張りだ。ボディは鮮やかなシルバーやオレンジだが、同車をタクシーにしたものは、100年以上前に活躍したパリの古いタクシー「taxis de la Marne」の濃いグリーンでデザイン。

伝統的なダッシュボードを現代的なEVにするのに、UIとUXのデザインを重視。ただ、あくまでコンセプトなので、非常に小さいオリジナルのダッシュボードのグラフィックを尊重して、シンプルにしている。

サイト内で公開されている3Dビューアで、外観や内部のイメージを360度のパノラマで楽しんでみよう。End