コペンハーゲンにあるデンマーク建築センター（Danish Architecture Center）では、2019年6月12日（水）から2020年1月5日（日）まで、展覧会「BIG presents FORMGIVING」が開催中である。

世界的なデンマークの建築家 ビャルケ・インゲルスが率いるBIG（Bjarke Ingels Group）とともに、はるか昔のビッグバンの時代から現在のシンギュラリティ（技術的特異点）の時代まで、時間を超えた建築の旅が楽しめるという。

デンマーク語の「Formgivning」とは「デザイン」を意味する言葉。まだフォームのないに形を与えることを表わしている。それはつまり、まだ形のない未来に形を与えることにもつながる。人間は今日の地球を形作るのにもっとも大きな力を発揮する存在なので、未来を形成することはこれまで以上に重要な仕事になるという考えだ。

また、同展ではLEGOも使われる。おもちゃとしてではなく、私たちが住みたい世界を創造するツールとして活用するそうで、LEGOで作ったBIGの作品の数々を楽しめるだけでなく、大人も子どもも巨大なLEGOのプールに飛び込んで、よりよく楽しい未来を形にしてみることができる。