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2019.06.17 13:50
クラウドファンディングサイト「Makuake」では、2018年に上陸した台風21号によって甚大な被害を受けた、京都市伏見区の世界文化遺産「醍醐寺」による「第1期『世界遺産 京都・醍醐寺』台風21号による倒木被害からの復旧サポーター募集」プロジェクトを2019年6月13日(木)より開始した。
醍醐寺では、2018年9月4日に上陸した台風21号によって甚大な被害を受け、上醍醐と下醍醐でスギやマツなどおよそ3,000本に及ぶ倒木や、醍醐寺を取り巻く白壁塀の損壊、南門や下醍醐清滝宮などの建物も損傷を受けるなど、被害総額はおよそ4億6000万円にのぼっているという。
現在も復旧作業を進めているが、台風前の姿に戻すにはまだまだ時間も資金も必要な状況だ。そこで今回、同サイトを運営するマクアケの業務提携先・京都信用金庫を通じて、「Makuake」にてクラウドファンディングを実施することになった。
同プロジェクトは期間を三期に分け、第一期は2019年6月13日~7月30日(火)、第二期は2019年8月1日(木)~9月30日(月)、第三期は2019年10月1日(火)~12月31日(火)に行われる。
プロジェクト支援者からの声を聞きながら、リターン内容なども調整していく見通しで、第一期のリターンでは、倒木を使用したしおりや令和記念の限定御朱印、芳名プレート設置などを用意するそうだ。