NEWS | インテリア / 展覧会
2019.06.17 13:19
家具ブランド Time & Styleは、2019年6月22日(土)から8月18日(日)までアムステルダム店において、建築家 隈研吾の家具展「Furniture that blends into the surroundings 環境に溶け込む家具」を開催する。
2009年、根津美術館の庭園内にあるNEZUCAFÉ(東京/南青山)で使われる椅子の開発をきっかけに始まった隈とTime & Styleによるオリジナルデザインの家具製作。本展では、隈が過去10年間に手がけた建築プロジェクトから生み出されたプロダクトを通し、 インテリアや家具という新しい側面から、建築家 隈研吾の思想を紐解いていく。
隈が手がける家具は、彼の建築だけに合うのでなく、一般の家庭でも広く使えるようにデザインされており、機能性と耐久性に優れたスタイルを持っている。これまで、椅子、ソファ、テーブル、コーヒーテーブルなど非常に幅広い家具を生み出しており、両者の多様性と柔軟性を示してきた。
隈の家具デザインにおいて特筆すべき点は、彼が日本の伝統的なライフスタイルや日本の道具、伝統技術に着目し、 これを現代的なデザインの家具に解釈し直している点だ。
ヨーロッパ初披露となる同展に合わせて、隈は7月26日(金)に、これまでのプロジェクトにおける建築と家具の関係性についてスピーチを行う予定になっている。