NEWS | アート
2019.06.14 13:18
東京・銀座にある資生堂銀座ビル1Fでは、コンテンポラリーデザインスタジオ we+によるインスタレーション「Beauty Innovation」が2019年6月30日(金)まで公開されている。
同作は、資生堂アートディレクター 菊地泰輔とのコラボレーションで制作。資生堂の企業理念につながる「美の多様性」を表現した、糸で構成される作品だ。
垂直方向にピンと張られた12層の糸の集合体が、静止状態からモーター制御によって規則的かつ大胆にかたちを変えるウィンドウ・ディスプレイと、見る角度によって全体のシルエットやモアレがダイナミックに変化する、ビルの吹き抜けを活用した大型展示が展開されている。
瞬間に現れる糸の緊張感と、時間軸で移り変わる多彩な糸の表情、その両方を切り取ることで、美の多様性を追求しているのだ。