NEWS | 展覧会 / 建築
2019.06.11 13:22
本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案する銀座 蔦屋書店では、建築家・安藤忠雄のポートフォリオ最新作「ANDO BOX V」の展覧会を2019年6月8日(土)から6月20日(木)まで、同店内の「GINZA ATRIUM」にて開催している。
本作は安藤が深い情熱をかけて構想したプロジェクト「中之島プロジェクトII【地層空間】」に焦点を当て、同氏の手による10 mもの長さにおよぶドローイングを、高精細のプリント技術で再現したものである。
この「地層空間」は、市役所や図書館、公会堂など、旧くから地域の文化、行政の中枢を担う施設が建ち並ぶ、大阪中心部を流れる大川の中州・中之島全体を一大文化ゾーンとする構想だ。
安藤は、「既存の歴史的景観、緑溢れる都市公園の雰囲気はそのままに、島そのものを文化複合体へと再生する―誰に頼まれたわけでもない、自主提案であったがゆえに、構想はどこまでも膨らんだ。『〝夢〟だからこそ』と現実の仕事以上に、力を込めて2つのドローイングを描いた」とコメントしている。
「安藤忠雄:挑戦」建築家 安藤忠雄ポートフォリオ最新作「ANDO BOX Ⅴ」発表・展覧会
- 会期
- 2019年6月8日(土)~6月20日(木) 入場無料
※6月11日(火)11:30~17:00は招待者限定レセプションのため一般入場不可 - 開館時間
- 10:00~22:30
- 会場
- 銀座 蔦屋書店内「GINZA ATRIUM」
- 詳細
- https://store.tsite.jp/ginza/event/architectural-design/7148-1207410530.html?_ga=2.24807162.1389856794.1560082515-1920511196.1556586959