全身3Dスキャナー量産機「3D GATEWAY」がバージョンアップ
40分で組み立て・設置場所に応じてサイズ変更が可能に

研究者・技術者・アーティストが持つ知見から、ビジネスのプロトタイプを生み出すDiGITAL ARTISANは、DIGINELの技術提供のもと、1/200秒で撮影かつ高精度3D モデルの生成が可能な全身3Dスキャナー「3D GATEWAY」の新型モデルを発表した。同装置は、受注を受けての生産を開始している。

この装置は、2018年に発表した全身3Dスキャナー量産機「3D GATEWAY」をさらにバージョンアップ。撮影から3Dモデル化までのスキャンプロセスを自動化したことで、高度な専門知識を必要としないオペレーションを可能にしつつ、高額な費用を要した従来の全身フォトスキャナーと比較して、大幅なコストダウンを実現。

大人2 名では40分程度で組み立て可能・設置場所に応じてサイズの可変が可能。また、あらかじめ複数のカメラがひとつの柱にモジュールとしてアセンブリすることで、解体後も梱包作業含め、1時間程度の時間でハイエース等の一般車で輸送可能になるという。

量産一号機は、キャステムがもつ、CTスキャンや3Dプリント、試作品製作などの依頼や相談が可能なものづくりスペース「京都LiQ ビル」に納品が決定。2019年6月9日(日)に開催される「京都・梅小路コスプレフェスティバル 梅コス」でのスポットのひとつである龍岸寺にて、3D ボディスキャン体験に使用される。End