先ごろ本サイトで「太陽光で光るジャケット」を紹介したVollebakが、実はこんなパーカーも発売している。その名も「Black Squid Jacket」で、体を保護色に変化させるイカの「光学迷彩」をまねて作った、防水・防風のアウターである。

今回はレーザー、樹脂、さらに20億個以上に細かく砕いて破壊的に構造化した細かいガラス球を使って、このイカの擬態のメカニズムを再現。

こうしてできあがったのは、強烈な印象を与えるスキー・スノボー用のジャケットだ。鈍い光が当たれば金属や油のように見えるのだが、明るい光にさらされるとすぐにスペクトルとなってさまざまな色を反射してくれる。

残念ながら現在は公式サイトでは在庫切れの模様。まさにエイリアンのような異彩を放つこのジャケットは、スキー場で目立つのにもぴったりだし、イカが逃げるときのように誰かを惑わすのにも役立つかもしれない。