イケアがハンディキャップをもつゲーム愛好家向けに
サポート器具の新製品「UPPKOPPLA」を開発

世界中で20億人以上の人々が熱中しているといわれるゲームの世界。しかしこれまで、ゲーマー向けに家具デザインやカスタマイズ、そして身体的なアクセシビリティについて考えることはなかったのではないだろうか。

そこでイケアは、義足用のウェアなどを手がける「UNYQ」と、学校教育向けにeスポーツのプログラムを開発する「Area Academy」は共同で、「UPPKOPPLA」というゲーム用サポート器具シリーズのプロトタイプ第1弾を発表した。

今回公開されたのは、キーボード用のキーキャップ、マウスバンジー、リストバンドの3点。いずれも3Dプリントによるもので、UNYQがもつ技術を活用して、ボディスキャンを行い、さまざまな身体的な特徴に合わせてパーソナルなフィット感のあるカスタマイズ製品を作ることが可能。

▲© Inter IKEA Systems B.V. 2019.

UPPKOPPLAは2020年から販売開始予定とのこと。身体的なハンディキャップがあっても、楽しいゲーム体験が味わえ、家での周辺環境も変えることができる、そんな製品を目指しているそうだ。End