第27回モリサワ文字文化フォーラムが開催
野老朝雄による「 [個と群と律] 組市松紋の仕組み」

▲DRAWING FOR HARMONIZED CHEQUERED EMBLEM (2016年)

モリサワは、「東京2020エンブレム」制作者としても著名な美術家・野老朝雄氏を招いて、東京2020公認プログラムとして、第27回モリサワ文字文化フォーラム「[個と群と律] 組市松紋の仕組み」を開催する。

「東京2020エンブレム」にデザインされている「市松模様」は、形の異なる3種類の四角形を組み合わせることで、国や文化・思想などの違いを示すもの。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージが込められている。

▲大手町パークビルディングのための屋外彫刻 (2017年)

▲PPP MAGNET (Photo by Tetsu Hiraga)

また、同氏は9.11アメリカ同時多発テロに大きなショックを受け、世界の断絶を「つなげたい」という願いからピースマークを考え始め、そのマークをつなげることが、現在の紋様制作の出発点になっているという。

このフォーラムでは「組市松紋」の仕組みを紐解きながら、野老氏の制作の核になっている「律」について語ってくれる。2019年6月27日(木)、モリサワ本社 4F大会議室にて開催。入場は無料だが、同フォーラム専用サイトからの申込が必要だ。End

第27回モリサワ文字文化フォーラム [個と群と律] 組市松紋の仕組み

日時
2019年6月27日(木) 15:00~17:00(14:30開場)
会場
モリサワ本社 4F大会議室
詳細
https://www.morisawa.co.jp/culture/forums/upcoming/4559